【年少組】夏野菜の写生~子どもの表現する力~
2020.7.31 Fri
コロナが流行るこのご時世。
水遊びもお祭りも花火大会も中止…
子ども達には何とかして夏らしい事をしてあげたい!
夏を知ってもらいたい!!と…先生たちと話し合い。
そして…
夏と言ったら『夏野菜!!』
子ども達に絵を描いて自分なりに夏野菜を
表現してみよう!と
『夏野菜の写生』をやることに決定(^^)/
先生たちには各クラスで、やり方等考えるよう話しました。
担任の先生達は自分のクラスの子ども達を頭に
思い浮かべながら…
何の野菜にしよう…
いくつ用意したら…
絵の具で描こうか、それともクレヨン…
どうしたら意欲的に取り組めるか…
自分なりの表現が出来るか…
伸び伸びと描くためには…
導入はどのようにしたら野菜に興味を持ってもらえるか…
活動内容の流れなど…
沢山沢山考えて、自分のクラスに合った指導案を書いて、
園内研修に取り入れることになりました。
それぞれクラスに合った楽しい保育が行われていました。
その中でも私が担任の先生に最も共感したことは、どのクラスも、
『子ども一人ひとりの表現の仕方を受け入れている』
『子ども一人ひとりの個性を思う存分伸ばしてあげている』
ということでした。
***これは『オクラ』をテーマにしたクラスの写真***
ほとんどの子どもが『オクラ』を知りませんでした。
敢えて、知らないものを見せて、触れて、感じて…
子どもの観察力はとても鋭いもので、
『毛がはいている!』『ふわふわして気持ちいい!』と
興味津々( *´艸`)
又、子ども達の大好きな絵の具を取り入れつつ、
初めて一人ひとりが筆を持っての一斉指導に挑戦!
みんなはわくわく♡先生ドキドキ♡♡
じ~っくり観察しながら、ゆっくり慎重に描く子、
ダイナミックに描く子、オクラを画用紙の上に置いてなぞる子、
様々な姿が見られ、見てるこっちも面白い☆
絵の具の色使いもクレヨン描きも個性豊かで。
子ども達に描いた『オクラ』について話を聞くと、
それぞれが『オクラ』に対し、熱い思いを込めて
描いたことが分かりました。
子ども達の意欲や個性を引き伸ばす鍵は
保育者や大人達、周りの環境によって
物凄く影響されることを改めて知った研修となりました。
by Tamura
2020.07.31
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