2020.11.27 Fri

 

私が読んだ本は、

「言葉にできるは武器になる。」（梅田　悟司著）

 

書店で見たとき、タイトルが気になり、

手に取りました。

私は、自分の考えを話したり、文章にまとめたりすることが

あまり得意ではないので、苦手を克服できたらと思い、

読み始めました。

 

この本には、言葉を生み出す考え方について、

様々な例が挙げられており、勉強になることが

たくさんあります。

 

「言葉にできる力」というのは、

コミュニケーション力を磨くことではなく、

「内なる言葉」を意識することで、自分の思考や言葉を

豊かにすることであると理解できました。

頭の中で生まれている自分の気持ちや考えを

心の言葉であると意識することで、

伝えたいことが自分らしい言葉で

伝えられるようになるのだと思いました。

 

「言葉において大切なのは、人を動かす力ではなく、

人が動きたいと思わせる力である。」

この言葉がとても印象に残りました。

話し方、伝え方に気をつけることは必要ですが、

その前に、選ぶ言葉に自分の思いが込められているかどうか、

意識できるようにしていきたいです。

 

誰かと話すとき、自分の考えをまとめたりするときなど、

普段、言葉にする機会において、

活かせることが書かれているので、ぜひ読んでみてください。

 

by Maho