年少水遊び エピソード
7月12日(水)
年少さんは園庭で水遊びの日。
スプリンクラーの水を浴びたり、ブルーシートの上に寝転んだり、ペットボトルシャワーを楽しみました。
そんな中、一人の男の子が集団の輪を離れ、芝生の外の地面に立っていました。
下を向いて、じーっとしています。思わず、
「どうしたの?」
そう聞くと、ニカッと笑ってまた水遊びを始めました。
体調不良でないことに一安心して、また子どもたちと遊び始めました。
しばらくしてまた同じ男の子がまたじーっと立っているのが見えました。
今度は、声をかけずにそっと覗き込んでみることにしました。
「じわーってなるよ」
覗き込んでいることに気が付いて、そう話してくれました。
男の子の洋服から流れる水が、足をつたって足の形に地面を広がっていきます。
「染み込んでいくね」
その言葉にまたニカッとして、今度はちょっと移動して、濡れた地面がスーッと乾いていく様子もじっくり眺めていました。
初夏となり、暑さを感じるこの頃ですが、こうして暑さを「見る」ことができるんですね。
パワフルに水と触れ合う遊びもとっても楽しいですが、こうしたちょっと違った水遊びができるのですね。改めて子どもたちの発見する力の偉大さを感じました。とっても心地よい水遊びを堪能しました。
【の】
2017.07.16
Category:その他