私のオススメの絵本・大好きな絵本vol.16
2020.6.23.Tue
林 明子さんの絵本、目にした事がある人も多いと思います。
数ある林さんの絵本の中でも、私のオススメは「こんとあき」です。
わが子が赤ちゃんの頃 くつくつあるけのシリーズ本を読んで以来、
林 明子さんの優しい絵に惹かれ
本屋さんや図書館で手に取る事が増えました。
この本も最初は図書館で借りてきたと思います。
「あき」が生まれる前に おばあちゃんのところからやって来た
キツネのぬいぐるみの「こん」
あきが大きくなるにつれて、こんもだんだん古くなり、
とうとう腕がほころびてしまい
「おばあちゃんに なおしてもらってくる」というこん。
「わたしもつれてって」と あきとこんの2人だけの冒険が始まり…
(最初は、えっ ぬいぐるみなのに?と思うのですが 読みすすめていくと
そんな不思議はあまり気にならなくなりました (*‘∀‘))
冒険の道中 こんはしっぽを電車のドアに挟まれたり、犬に砂の中に埋められたり…。
次々と大変な目にあってしまうのですが
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言い続け、
あきに心配をかけましとし、
必死であきを守ろうとする健気なこんの姿に、
子どもに読んであげながら うるっとしてしまいました。
そして、おばあちゃんの家を目指し、こんをおぶって広大な砂丘を必死に歩くあきに
またまた うるっとしてしまいました。
お互いを思いやる二人の姿に心があたたかくなります。
林明子さんの絵は本当に優しい雰囲気で私はとても癒されます。
また、林明子さんの絵本に描かれている絵には秘密が隠されていて
何冊も出版されているので それを見つけるのも楽しみです!
by Yukari
2020.06.23
Category:オススメ絵本(先生シリーズ)